「結婚10周年を迎えるときは、絶対に記念に残ることをしようって決めてたんです。」と、
ご主人からご相談を頂いたのが2022年の春。

その日から約半年をかけて、奥様とお子様へ感謝を伝える10周年記念日の計画が始まりました。
お打ち合わせのお時間では、1年1年を振り返りながら、奥様へのお気持ちやお子様が生まれてからの日々をお聞かせいただきました。

「結婚式当日は、自分のやりたいことばかりを叶えてしまって、
妻を主役にしてあげられなかったんです。だから、10周年は妻を主役にしたい。辛いこともあったけれど、今も変わらずに笑顔でいてくれてることに感謝を伝えたいですね。」

想い出の庭園や披露宴会場を、親子一緒にお着物姿で巡りながら 記念写真のお時間をお過ごしいただきました。

そして、お食事は奥様がもう一度食べたいと願っていたウエディングメニュー。
ローストビーフやウエディングケーキなど、 当時おふたりがこだわった懐かしい味に奥様も大変喜んでくださっていました。

扉が開かれると、そこは10年分の感謝の気持ちが綴られたあメモリアルギャラリーとなり、ご夫婦で過ごした軌跡を振り返る特別な空間となっていました。

1年ごとに想い出のお写真をご主人が選び、感謝の言葉が綴られたパネルをご覧になりながら、ゆっくりゆっくりと歩みを進める奥様。

結婚式当日のお写真で埋め尽くされた聖壇に親子で上り、この日の為に書いたお手紙を読み上げるご主人様。

「普段、手紙なんて書くことないからうまく書けるかな‥・。」とお打ち合わせで仰っていたご主人様も、込み上げる想いを丁寧に読み上げ、これからも歩んでいく永い人生に向けてあらためてご夫婦の絆を結ぶひと時となりました。

ご夫婦で過ごした10年は歴史であり、幸せなことも、辛いことも乗り越えたおふたりの日々を一緒にお祝いできたことを心より嬉しく思います。

この度はご結婚10周年誠におめでとうございます。