福岡県大川市 畳職人 石橋 直樹
福岡県の筑後地方は畳の材料となる「い草」の産地として知られています。
冬に水田に苗を植え、春にい草を真っすぐ伸ばすため膝下の長さまで刈る「先刈り」を経て夏に刈り取る手間のかかる作業です。
収穫後は、い草独特の色と香りを出し、変色防止のため「泥染め」が行われます。
現在、日本で流通しているい草の約8割は中国産。
その中で国産100%、有機肥料を使ったい草を使って畳やラグをはじめ、家具、雑貨などを企画・デザインする添島勲商店。
石橋さんのデザインによる、赤い縁を使った黒畳を、八芳園の白鳳館でご覧いただけます。