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結婚式や入籍の日取りの決め方は?縁起が良い日って?
結婚準備2023年10月5日
入籍や結婚式の日取りを、「どうやって決めたらいいの?」「大切な日だからこだわりたい!」と悩まれる方も多いと思います。普段はお日柄なんて気にしないという人も、入籍や結婚式の日取りとなると気になってしまうことも。また、おふたりは気にならなくても、親御様は人生の節目である結婚こそ、お日柄を気にしてほしいと考える人も多いものです。
そこで今回は、そんな結婚にまつわる行事の日取りを決めるときに参考にしたい、お日柄や決め方についてご紹介します。
縁起の良い日とは?
お日柄で最も代表的なのは「六曜(ろくよう)・六輝(ろっき)」と呼ばれるもので、大安・友引・先勝・先負・赤口・仏滅の6つが順番に繰り返されます。「お日柄が良い」と言えば、「大安」「友引」を思い浮かべることも多いことでしょう。
「大安」は、六曜の中では最も運勢の良い日。何をやっても上手くいく、最高の吉日で、結婚式や入籍、結納などのおめでたいことには、昔から大安に行うことが喜ばれています。「友引」は、友を引くという言葉から「友へ幸せのお裾分け」を意味するため、結婚式に人気です。
また、大安や友引以外にも、縁起がよいとされている日がございます。
■天赦日(てんしゃび/にち)
大安よりも縁起が良いとされている「天赦日」。「天赦日」は天が全ての罪を許すという日で、暦の上で最も縁起がいい日。年に5〜6日しかない貴重な日です。この日は何事もうまくいく日とされています。
■一粒万倍日(いちりゅうまんばいび/にち)
「一粒万倍日」は、種を1粒まくと何倍も実をつけるという意味。この日に始めたことは万倍もの成果になって返ってくると考えられおり、新しいことを始めるのにふさわしい日とされています。数の少ない天赦日に比べて、月に3~7回程度は訪れます。
■神吉日(かみよしにち)
神事に吉とされる日で、神社への参拝やご先祖様を祀ることなどにおすすめの日です。結婚式の中でも、特に神前式を執り行う場合はおすすめとされています。
■母倉日(ぼそうにち)
「母が我が子を慈しむように、天が人を慈しむ」という意味が込められた吉日。特に結婚にまつわることに大吉。
■天恩日(てんおんにち)
「天から恩恵を受ける」という意味を持つ天恩日は、結婚式や結納、入籍などおめでたいことに喜ばれるお日柄です。
■大明日(だいみょうにち)
「天と地が明るく照らされる」という意味がある「大明日」。そのため、どこかに出かけるなど移動を伴うことに吉の日とされています。特にハネムーンや新居への引っ越しにおすすめです。
お祝い事に不向きな日は?
■仏滅
仏滅は六曜における中でも、一番縁起が悪い日とされています。ただ、仏滅の語源は「物滅」からきており、「万物の終わりと始まりの日」とも考えられており午後は「吉」とされている説もあります。
■不成就日(ふじょうじゅび)
何事も成就しにくい凶日とされる日です。月に4日ずつ不成就日があり、大安と重なる日もあります。一般的には大安に重きを置く傾向が多いようです。
■寅の日(とらのひ)
トラは一日で千里もの道を往復できるというように、出て行ったものがすぐに戻ってくるという意味があります。そのため、「出ていったお金がすぐ戻る」ため、宝くじの購入や財布の新調には適していますが、「出戻る」を暗喩しているため、入籍日や結婚式には適さないとされています。
先輩カップルはどうやって決めているの?
ここまでお日柄をご紹介してきましたが、最近は気にされない方も増えています。そんな先輩カップルがどのような理由で結婚式や入籍日をお選びになったのかご紹介します。
■記念日やイベント
付き合った記念日、プロポーズした日、おふたりどちらかのお誕生日などは、忘れないうえに、お祝いもしやすくおすすめです。また、バレンタイン、クリスマスなどイベントのお日にちに合わせてご検討される方も多くいらっしゃいます。
■ぞろ目や語呂合わせ
「11月22日 いい夫婦」、「4月22日 良い夫婦」など入籍や結婚式で人気のあるお日にちや末広がりの数字「八」のぞろ目、「8月8日」など、覚えやすい日も人気です。その他にも、「3月9日 サンキュー」、「7月7日 七夕」など、おふたりが覚えやすいお日にちをお選びになるのも良いですね。
暦にはたくさんの吉日や凶日があります。それぞれの持つ意味を知ることは、入籍や結婚式の日選びの参考にもなります。ただし、吉日や凶日はあまり気にしすぎる必要はありません。最近は、日取りに対する考え方も様々になっておりますので、あくまで判断材料の一つとしましょう。日取りだけに捉われず、おふたりやご家族がベストと思う日を選ぶことが大切です。おふたりでしっかりと相談し、状況や考え方に合ったベストな日を選んでくださいね。